その損切りライン、本当にタイトすぎませんか?
損切り幅を勘で決めるのはもうやめましょう。実際の価格データで、何回ヒットしていたかがすぐわかります。
多くのトレーダーの損切りの決め方
ほとんどのトレーダーに損切りをどう決めたか聞くと、「なんとなくタイトそうだから」か「いつもこの%を使っている」のどちらかの答えが返ってきます。どちらもその銘柄固有の値動きとは関係ありません。
3%の損切りはビットコインの通常の値動きには妥当でも、1日で10%以上動くような小型アルトコインには全く足りない幅かもしれません。逆のケースもよくあります。
タイトすぎる損切りが生む見えない損失
損切り幅がそのコインの普段のノイズ的な値動きより狭いと、本当のトレンド転換ではなく、ただのノイズで損切りにかかってしまいます。
エントリーの判断自体は正しかったのに、何度も損切りにかかって損失が積み重なる——これは運が悪いのではなく、損切り幅がそもそも統計的に無理があったということです。毎回別の理由(エントリータイミングや相場のせい)で説明できてしまうため、気づきにくいのが厄介な点です。
勘ではなくデータで確認する:SizerTradeのバックテストパネル
解決策はシンプルです。そのコインの過去の価格が、実際に自分の損切りラインまで何回来ていたかを確認すればいいのです。
これがまさにSizerTradeのバックテストパネルの機能です。ポジションを計算すると、すぐ下にパネルが表示されます。日・月・年の単位を選ぶだけで実際の過去の価格データを取得し、損切り(または目標)価格が何日タッチされたか、そのたびの想定損益まで即座に表示してくれます。エクセルも手動のチャート確認も不要です。
具体例:過去1年で3%と6%を比較する
あるアルトコインでエントリー価格から3%下に損切りを置こうとしているとします。過去1年でバックテストを回すと、そのラインは全体の約40%の日でタッチされていたという結果が出ました。
損切りを6%に広げて再度回すと、タッチ率は約12%まで下がります。つまり3%のラインは、トレンド転換ではなく、そのコインの普通の日々の揺れを拾っていただけだったということです。
ただし損切りを広げて終わりではありません。同じ金額のリスクを維持するには、損切り幅が広がった分だけレバレッジとポジションサイズを再計算する必要があります。新しい6%の損切りをSizerTradeの計算機に入れ直せば、同じリスク額に対応した、より低いレバレッジとポジションサイズがすぐに算出されます。
3%の損切り→過去1年で約40%の日にタッチ(約146日)。6%の損切り→約12%(約44日)に低下。損切り幅が広がった分、レバレッジは再計算して下げる必要があります。
自分の損切りを無料でバックテストする
計算機を使う →よくある失敗:静かな1週間だけを見て安心する
直近の1週間だけバックテストを回し、たまたまタッチ率が低かったからといって「このラインは安全だ」と決めつけてしまうのはよくある失敗です。
そのコインが常に静かとは限りません。日・月・年と期間を切り替えて、直近の動きだけでなく、ボラティリティが高かった時期に同じ損切り幅がどう機能していたかも確認することをおすすめします。
未来の予測ではなく、根拠を持つこと
バックテストは未来を正確に予測するものではありません。あくまで「勘で決めた損切り」を「そのコインの実際の値動きに基づいた損切り」に置き換えるための道具です。
SizerTradeなら、計算機でポジションサイズを決め、すぐ下のバックテストパネルでその損切りラインの実績を確認するところまで、一つの画面で完結します。